日本の国境
この項目はフジテレビ「FNNニュースJAPAN」で4夜連続放送した特集を元に書き下ろしました。
2006年5月12日記事アップ。5月17日追加
「海を護れ 密着!国境警備最前線 自衛隊/海上保安庁」
日本の海はどのように護られているのか?自衛隊哨戒機P-3Cと巡視船のパトロールに密着し国境はどのような手順=プロトコルで護られているのか取材する。法が現状に追いつかない実態を検証する。
2006年5月21日記事アップ
「2丁拳銃で島を護れ!与那国島」
沖縄県与那国島。台湾の防空識別圏に隣接する国境最前線。しかし島民を外敵から護るのは2丁の拳銃のみ。 島に駐在する警察官の持つ文字通り2丁の拳銃のみだ。この島で空港滑走路延長問題が様々な憶測を生んでいる。 滑走路延長が島民がかねてから希望していた自衛隊誘致に密接に関係するという。島を守って欲しい住民と、台湾に気兼ねする政府の弱腰外交が生んだ国境住民の苦悩をリポート。
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「対馬の悲鳴・これが島の生きる道」
韓国人観光客で賑わう対馬。 かつては漁業で生業を立てた島だが多発する韓国漁船の不法侵入と乱獲により資源は枯渇。 1次産業から3次産業へと島の収入源は大きく変化した。住民にはこれらの結果は国の弱腰外交と国境政策の具体性のなさと指摘する。対馬の現状をリポートし、日韓双方の国民の国境問題の認識の違いを浮き彫りにする。
2006年6月4日記事アップ
消え行く竹島漁師の記憶
島根県隠岐島町竹島。これが日韓緊張の海となる竹島の日本側の正式な住所だ。 韓国側のマスメディアも交えた熱い論争と異なり日本で竹島問題はこれまで腫れ物に触るかのような扱いだった。 体系的に資料を収集整理することさえおざなりの状況。竹島に関わる人々は貴重な証言や記録が歴史の中に埋もれていくことを懸念する。
2006年4月28日アップ
ゆれる竹島
2006年4月22日。竹島周辺の海域は緊張の海と化した。 日本の行う海洋調査に対して韓国が反発。強行するならば対抗策をとるとして竹島周辺海域には韓国海洋警察の艦船が出動する事態となった。 この時、日本側の当事者はどう受け止めたのか。緊張の海域に最も近い島、島根県隠岐島に取材した。
2006年5月12日記事アップ。5月17日追加
「槍の穂先・航空自衛隊戦闘機部隊」
鋭いサイレンと共にパイロットが一斉に飛び出す。沖縄の航空基地でカメラはスクランブル(対領空侵犯措置)を目の当たりにした。冷戦終結・同時多発テロ。世界情勢の変化に伴い防衛省はこれまでの「北方重視」から「西方重視」へと防衛体制をシフトしている。日本の防衛の「西方」南西諸島海域の国境最前線で今、異変が起きている。“槍の穂先”と自らを称する戦闘機部隊に密着。