情熱大陸


過去の放送分からの抜粋です 弊社制作番組の全てを網羅したものではありません
番組には共同制作番組も含まれます


MBS 情熱大陸
「海洋生物学者・渡辺佑基」
いまだ謎が多い海洋生物の生態を独特の手法で調査し、世界で認められた生物学者がいる。渡辺佑基、36歳。
渡辺の研究するバイオロギング(=直訳すると生体記録)は、生物学の中でもここ20年で急速に発展した新しい分野だ。彼の手法は独特で、あらゆる水中生物に“データロガー”と呼ばれる行動記録計と小型カメラを取り付け、生態の解明に挑んでいる。その渡辺が南極観測隊員として、アデリーペンギンにカメラを装着してとらえた映像は、これまで調べられなかった「自然界での捕食シーン」を克明に記録しており話題となった。全世界をフィールドに研究活動をすることから、渡辺は「生物学会のインディ・ジョーンズ」呼ばれている。
番組は、北海道・天売島の海鳥・ウトウや岩手県・大槌のマンボウなどを調査する渡辺に3年にわたり密着。

「地方鉄道・三陸鉄道」
 2011年3月11日に発生した東日本大震災で壊滅的な被害を受けたにも関わらず、わずか5日で運転を再開させた鉄道がある。岩手県宮古市に本社を置き、北リアス線と南リアス線の2路線およそ108キロにわたり地元の人達のライフラインとして運行している“三陸鉄道”。

番組では、4月6日の全線開通にむけて奮闘を続ける社員たちを取材。震災当時は高校生で、今年三陸鉄道に加わった運転士見習いの成長と、それを見守る先輩たちの活動を追った。

震災から3年。完全復旧を遂げようとしている地域鉄道会社・三陸鉄道の再生物語に密着した。

「プロ野球団・東北楽天ゴールデンイーグルス」
闘将星野監督が率いる楽天イーグルス。あの日は遠征先で迎えた。以来カメラは選手たちの3年間を追い続けた。田中、嶋、銀次ら中心メンバーの活躍でチームはリーグ優勝を果たす。被災地のチームは被災者に何をもたらしたのか。スポーツの持つチカラを伝えた。(制作:MBS)

「お笑いアーティスト・鉄拳」
泣けると評判のパラパラ漫画がこの年のYoutubeをにぎわす。作者はお笑い芸人の鉄拳。奇抜なメイクで「こんな○○は嫌だ」ネタで知られる。一発芸人とさえ言われた彼の才能は、お笑い、だけではなく作画センスにもあった。メイクを落とした素顔の鉄拳は情熱大陸にどのような素顔を見せるのか。

「石巻工業高校野球部監督松本嘉次」
春のセンバツ高校野球に出場を果たした石巻工業高校野球部。東日本大震災ではグラウンドが壊滅。どろどろのマウンドで選手たちは練習を続ける。甲子園に響き渡った感動の選手宣誓。その裏には熱き指導者の思いが託されていた。

「石巻日日新聞×葉加瀬太郎」
震災から1年。在京メディアの震災報道が先細る中、地域と向き合い続ける地域紙の使命とはなになのか。日々苦悩しつつ取材を続ける新聞記者たちの震災一年を取材した。

「石巻日日新聞」
東日本大震災はメディアも大きな被害をもたらした。海水に浸かった輪転機。地元新聞社の苦渋の決断は壁新聞の発行だった。困難な状況の中で新聞発行を続けた地域新聞の半年を取材。ドキュメンタリーとしては異例の生中継を取り込んだ。

「救命医・小林誠人」
日本一忙しいドクターヘリが兵庫県豊岡市にある。若き救命医の熱い情熱で運航回数は国内最多。日々重症患者を受け入れる救命救急センターで繰り広げられる命のドラマを伝えた。